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少し前になりますが、とある企業様より管理職研修の依頼がありまして、その時に思ったこと・・
その管理職研修の依頼背景について、色々とヒヤリングをさせて頂いた中で、次のようなコメントがとても印象的でした。
・ドラッガー方式でやればいいのでは? という課長級の人間がいたり、今更なんでそんなこ とを?というチームリーダーがいたり・・
・部下の連絡先も知らない役職者もいたり、その影響もあるのか部下の行動管理ができていない(テレワーク制度や個人情報管理の問題も一方ではあるが・・)
・評価面談での会話もままならない、公正な評価とはいえない内容で済ませたり・・
などなど。
クリエイティブな要素の強い業務の性質上、「良いものを作ればよい」 あるいは 「専門性を活かして仕事をしているんだから・・・」や、「自分の専門パートはちゃんとやっている」
と言わんとするような雰囲気が蔓延しているとのことで、もう少し組織としての機能を確立したいとの思いを強く持っておられました。
全てがそうだとは思いませんが、こと専門性の高い、あるいはエンターテイメント性が強い業務に関わっている環境を覗いてみますと、温度差はありますがそのような雰囲気を感じてしまったことが、過去何度かあります。
「名プレーヤー必ずしも名監督にあらず」
個人の考えるキャリアのあり方と、一方の組織のキャリア(構造)のあり方のバランスを根本的に見る必要があると思いましたし、企業としては役職・職位、管理職(マネジャー)の考え方もその前提として、しっかりとした見定めが必要だろうとも思ったところです。
まあいきなり管理職研修を実施してみても、俗にいう「対症療法」的なことになってしまうので、その前工程から継続的な施策として実施していくことが望ましいと思うのですが~。
キャリアの多様化はますます進むと思われます。
企業にはもっと大局的な視点から組織と個人の在り方を考え、一方個人は組織に依存せず自主的に業務に取り組み、業績貢献する意識を持って臨むことが求められています。
組織の成長のためには、働く社員のみなさんの成長が欠かせません。
だからこそ、社員一人ひとりのモチベーションを上げ、組織の最適化を図り、そしてパフォーマンスを発揮させることが組織として最大のカギだと考えております。
組織として目指す姿・社員の皆さんに期待する姿、その一方で目の前の現実はどうなのか?ギャップがあるとしたら、それがまさに問題であり、その問題を解決しなくてはならない課題を設定する必要があります。
エスイープランでは、【個のキャリア開発と組織開発】の双方にフォーカスし、全力でサポートさせていただきます。