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【キャリアラインの「山」と「谷」から探る】
描いたキャリアラインの「山」と「谷」の部分に焦点を当て、その時の自分の満足度を計ってみる、前回はここまでの内容でした。
今回はそれに続きまして、このワークの重要部分である「スキル・強み方向」と「価値観方向」を見ていくやり方をお伝えしたいと思います。
同じように見ていく部分は、図にあるように「山」と「谷」の部分になります。「山」と「谷」それぞれに以下のような項目に沿って、思いつくことを記していきます。
■「山」の成功体験
気分的に満足していた、ということもあるかもしれませんが、仕事上で見た場合には何らかの成功体験、上手く行ったことなどがきっとあるはず。
のように探ってみると、成功に導くことができた自分のスキルや得意とする要因が明確になると思います。ただ、ここでも注意が必要です、それは自分が思いついたことに対して決して「他者と比較しない」ということです。
(例)
・例えば営業職であれば、新規獲得ができた。それはどんなことをしたから?
・諦めずにコンタクトを取り続けた
・お客様のニーズ(困っていることなど)をとことん探った
・いつも明るく接する努力をしていた
・お客さまのためになる情報をいつも集めていた など
次に、その上手くいった場面や成功したときの外的要因を考えてみます。
(例)
・いつも数名のメンバーと一緒にやっていた
・お互いがフランクに意見を言い合えた
・一人でコツコツと集中して取り組める環境だった
・動きが伴いアグレッシブに行動できるシチュエーションだった など
以上のような掘下げで、自分が考えていたことや感じていたこと、持っていた能力や養われた意識や知識の強化、などが分かってくるはずです。
さらには、自分はどんなことを求めていたのか?言い方を変えれば、どんなことを大事にしたいと思っていたのか?
とは言え、このワークをやるのは自分なので、どうしても自分の概念(思考フレーム)に囚われてしまう(上述した他者比較など)ことが多いです。それを防ぎ、より自己認識・自己理解を深めるためにも、キャリアコンサルティングを受けてみることをお勧めします。
※「谷」の部分についても、上記の視点で見てあげると、落ち込んでしまったその原因がつかめると思います。
グローバル化、ダイバーシティ、そして人生100年時代
働き方の納得感・満足感などのキャリアの充実は、個人にとっては人生を左右する重要なポイントであり、大きな課題であると考えております。
さらに、個の集合体である組織としては、その個々人のパフォーマンスを如何に発揮させるか、が組織の発展・繁栄の根幹であると考えます。そのため、企業様が実施される社員教育を強力にバックアップするため、エスイープランでは、【個のキャリア開発と組織開発】の双方にフォーカスし、お一人おひとりに寄り添いながら全力でサポートさせていただきます。
その中の一つが、「キャリア開発研修」です。