キャリアの棚卸し②

キャリアは自分で作るもの。
これは一先ずの大原則ではあるものの、とは言え自分一人だけで築けるものでもありません。

皆さんが現在に至るまでには様々な環境要因、そして人との出会いと関係、数えきれないイベントが起きたことで、今があると思いませんか？
 

更には、現代の複雑な環境、不透明な世の中において自分のキャリア（将来）を創造するなど、ある意味不可能に近いようにも思われるのもまた事実です。確かな事実かもしれません。
 

だからということではありませんが、「キャリアプラン」の難しさに関して、いささか誤解があるようにも感じられます。
と言いますのは、キャリアプラン（自分の将来像）を「絶対のものでそれが答え」であり、「間違ってはいけない」のように捉えている方が、少なからずいらっしゃるということです。
 

思うに世の中、絶対　とか　唯一無二のもの、ってありますか？　ましてや人の生き方だし、社会環境の中で生きていく我々です、描いた通り進めるなど夢のルートがあるならば是非ご教授願いたいですね。

そうではないんですね、少なくても「なるようになれ」「流れるままに」だけは避けたい、ということです。
自分の意思で自分が動いていくこと、これを軸としたいだけです。
※「なすがまま」を決して否定しているわけではありません。

大事なことは、「自分が主体」「自分で描きそれに向かう意識と行動」であり、絶対の答えを作ることが重要ではありません。
将来像はその目的が何なのかで、その達成のためにどんな目標を据えていくのか！　
仮に設定したルートが違ったと判断した時にどのように対応するのか！　です。

「・・・なるかもしれない」「・・・であろう」
　とは想定で、そこに自分の意思はありません！
 

「・・・になる（をする）を目的にし・・の目標を設定する」
これが自分が描くことであり、そこには自分の意思が存在するのです！