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過去、キャリアの棚卸しの必要性について何度か触れていると思いますが、やはり必要です。
ということについて述べてみたいと思います。
先日キャリア研修を行った時のことですが、いつもの如く「キャリアの棚卸し」をしましょうとのことで、入社の頃まで遡って自分がやっていた仕事内容について書き出して頂きました。
ところが、あまりペンが進まない方がいたので、様子を尋ねてみますと、「なかなか思い出せないんです」との回答でした。
普通でしたら、「えっ?」と思いませんかね?
入社時、例えば配属先が何処でとか、どこの事業所・営業所でとか、そしてそこで日々どんな仕事をしていたのか・・・
分かりそうだけど・・・と単純に思うのは簡単ですがその時に感じたことは、記憶力に個人差はあるとして、ひょっとしたら「日々受身で依頼された仕事の処理(作業)をしていたのでは?」と。勿論これは私の仮説ではありますが。
恐らく、自分がやりたい仕事であったり、或いは処理した結果について嬉しい気分があったり、または上司から褒められたり、そんなことの一つも無かったのかな?
なので、その仕事と自分との関係性や、仕事の意味づけなどを考えることもできなかったことが原因であったのかな?と、色々想像交えながら考えてみましたが、明確な答えを分かることもなく。。。
ただここで一番大変なことは、キャリアをプランする上で「自分がここに至るまでの過程」を分からずして、今後が想像できるのか、ということです。
やりたいことや、大事なことなどが、急に降りてくれば問題も無いかもしれませんが、殆どそんなことなどあり得ませんね。先ずは「どんな自分なのか」ということを認識できないまま「自分を主体」と位置付けることも不可能なので、結局のところ未来創造もできないということに。
勿論、何十年分のキャリアを数十分程度でいきなり思い出せ、と言われても難しいのも分かります。
だからです、だから常に自分の振返りを行い、そこにどんな自分が居たのか?を明確にしておくことが重要だと思うのです。
過去、ライフラインチャートのこともここで述べたように、ああいったツールを活用するのも一つですね。
これって「自分事」です。
グローバル化、ダイバーシティ、そして人生100年時代
働き方の納得感・満足感などのキャリアの充実は、個人にとっては人生を左右する重要なポイントであり、大きな課題であると考えております。
さらに、個の集合体である組織としては、その個々人のパフォーマンスを如何に発揮させるか、が組織の発展・繁栄の根幹であると考えます。そのため、企業様が実施される社員教育を強力にバックアップするため、エスイープランでは、【個のキャリア開発と組織開発】の双方にフォーカスし、お一人おひとりに寄り添いながら全力でサポートさせていただきます。