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上司が理解すべきパワハラ対策①

怒る(叱る)基準の明確化

2023.3.27

集合時間 何分前が正しい?】

と題して、過去コラムを書かせて頂きましたが、今回はそこからの繋がりでパワハラ対策について書いてみたいと思います。

「時間は守らなければならない」

と殆どの方は思っていると理解しております。多くのみなさんの共通認識ではありますが、しかし個々人によってそう思う程度や重要度は違ってくる、という内容でした。

例えば「遅くても10分前集合」という強い概念を持っている上司が、5分前に来る者や、滑り込みセーフのように慌ててギリギリで入ってくる部下を目にしたら・・・?

私がその上司だったとしたらきっと「遅いぞ!」「もっと早く来い!」と言ってしまうかもしれません。

ですが、言われた部下からしてみたら

「えっ、時間に間に合ってますよね?」
「遅刻していないのに、なんでそんな言われ方されなければならないんですか?」
「それって、パワハラじゃないですか!」

って言いたくなってしまうと思いませんか? 
だって、そもそも時間には遅れてませんし、開始前に集合しているワケですからね!
 

ここが大事なところなんです。

  • この上司は何故このように言いたくなってしまったのでしょうか?
  • 自分が10分前に来ているにも関わらず、部下が遅く来るなんてもってのほか! だったのでしょうか?
  • 遅くても10分前に来ることが正しい、という思いが叶わなかったからでしょうか?
  • 自分に反抗している、とでも思ってしまったのでしょうか?
     

上記以外の理由もたくさんあるのかもしれませんが、先ず言っておきますと地位や立場の優位性や年齢的な上下などの基準で反応してしまうことほど危ないことはありませんので、ここは要注意です。

相手にとって何が大事なのか、必要なのか、それは
「何故怒られているのか、叱られているのか、注意されているのか?」が明確であることになります。

単純に数分遅いからなどの理由であったとしたら、それはもう上司である貴方のそのレベルを晒しているようなものです。

「注意している理由(基準)は、会議スタート前に準備を整え、きちんと意見が言えたり、質問に答えられるようにしておいて欲しい、そのためにはせめて5分前まではスタンバイしておいて欲しいから!」

といった具合です。この基準を明確にし更には相手にしっかりと伝えることです。

さらに加えると、上司の立場では単に自分の基準との相違で怒ってはダメということです。

それは何か

簡単です、「部下の育成を意図し、成長に期待する」この意識があるかどうか です。

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