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【傾聴を活かすための注意点】
最近は傾聴に関するビジネス書は有り余るほど販売されていますので、ご興味のある方は手に取って頂けたらと思います。(※カウンセリング関連など)
一般的には、相手の話しの合間に「頷き」や「相槌」を入れる、とか。
相手の話したキーワード、センテンスを「繰り返す(オウム返し)」とか。
または、話された内容をある程度「要約」して確認するとか。
他にもたくさんのテクニックに関しての記述がありますので、自分がしやすいようなテクニックを使われてみるといいと思います。
そして、テクニックというよりは気を付けたほうが良いと思われることがあります、それは【D言葉】です。
「D言葉」とは、D(ダ行)で始まる言葉を言います。
例えば、「でも」「だけど」「どうせ」「だって」「ですから(だから)」「だったら」というようなものになります。
どうでしょうか、誰しもが日常的に使っていると思いませんか?
勿論日常会話の中であれば、別にどうってことは無いのですが、これがこと上司と部下のやり取りとなれば話は違ってきます。
話す方(特に上司)は何気なく使ったとしても、聞く側(部下)にとっては、何か自分を(話した内容含め)を否定されたように受け止めてしまう可能性があるのです。
「心理的安全性」を築くために心を開く努力をしながらも、そのやり取りの中でD言葉がつい出てしまったら・・・
これに限らず、普段使いの言葉を一度検証してみるのも良いと思います。
自分の「ボキャブラリー」がどれほどあるのか、豊なのか、ということです。ボキャブラリーが多いということは、それほど表現力(言葉)が多いということですから、様々な場面で多様な反応をすることができるはずです。
これも、マネジメントをする方にとって、とても重要なスキルではないでしょうか!
役職やポジションの権力で人を動かす時代は終わっていますし、そのような意識が残っている方はこれからは自己変革が絶対的に必要になります。
組織の活性のためには勿論個々の意識と行動が前提となりますが、皆が全てその土台ができているとは限りません。
そこで必要不可欠なのが、個人を活かし組織の反映に結び付けていく役割を担うマネジャーです。
管理職の定義とは異なります、如何に部下やチームメンバーをその持っているポテンシャルを引き出し、そして企業・組織の目指す方向へ進む原動力に変化させることができるのか!
エスイープランでは、【個のキャリア開発と組織開発】の双方にフォーカスし、お一人おひとりに寄り添いながら全力でサポートさせていただきます。