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前回、日々の振り返りで自分を向上させていくということを書きましたが、今回はその振り返るときに、新たな視点を加えてみましょう!という内容です。
ビジネス上でもプライベートにおいても、全く人と関わらないという方はいないと思いますし、特に仕事をしているビジネスパーソンの皆さんにとっては、むしろ人との関わりが殆どと言ってもよいのかもしれませんね。
日々様々な場面で、たくさんの方と、色々な形・方法で関わっているわけですが、
ここです、関わっている中で、はたして相手の方には、自分がいったいどのように映っているんだろうか?あるいは何を感じさせてしまっているんだろうか?
つまり、「自分が他者に与える影響」とはどんなものなのか?という視点です。
「影響」というのは、何もマイナス的な要素だけではありません、もちろんプラスの影響もあるわけですから、それぞれの視点から見ていくことが必要になります。
メラビアンの法則で言うように、見た目の第一印象や、声の印象、話す内容などもそうですし、会話内容の論理性やそれに対する納得感の有無、などもそうかもしれませんね。
傾聴が大事と言われるように、話を聴いてもらっているという雰囲気なのかどうか、そこにあるのは安心感なのか恐怖感なのか。
アサーティブと言われる爽やかな自己表現、自己主張なのかどうか・・・色々ありますよね。
これを読んでいただいているみなさんは、そうだよね~、自分って相手から見るとどんな自分なんだろう?
ってちょっぴり考えているのかなと思います。
実は、今この文章を書きながら私の頭に浮かんでいるのは、恐れ多くも我が奥様のお顔です。私を見ている奥様の目線からしてその口をついて出てくる言葉を想像すると、これはもう恐怖のどん底です(苦笑)。あっ、奥様の名誉のためにも言っておきますが、我が奥様は決して恐妻ではありません、とても心優しい女性ですのでご安心ください!(笑)
ちょっと横に逸れましたが、
ただ相手が自分に対してどのような印象を抱いているか、何を思っているか?って、想像したところで、何かが明確に出てくるわけでもないんですね、実のところ。
そう、端的にそこを知りたかったら「フィードバックを受ける」ことなんです。
ここはビジネス寄りで見ていきますが、組織やチームの中でお互いがフィードバックし合うって殆ど無いように思えるのですが、いかがでしょうか。むしろ、変に気遣って「言わないほうが良い」とか、自己保身のために「カラスは白い」なんて言うような組織や関係性もあるのかな、って思ってしまいますが。
※20代の当時、お世話になった社長さんにそんな例えを言われたことがあります。
もし、組織の中でこのような関係性が常態化しているとしたら、その運営はどこかで限界が来るのは間違いないと思いますし、そう思いませんか?
つづく
自分のこと、自分の仕事のこと、色々な視点で振り返る中で難しいと感じるのは「それをどう表現していいのか?」ということです。
ここは実際のセッションで、ご相談者の方がよく悩まれることです。ボキャブラリーの問題ということだけではなく、自分の想いやその形容というのは、自分が持っている概念の範囲でしかないからです。
キャリアコンサルタントが客観的な視点・切り口から皆さんと関わる中で、新たな形容・表現につながることはたくさんあります。
迷われたときは是非ご相談ください!