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トラウマ

失敗は許されない

2020.2.24

勝負事の厳しい世界、「勝つか負けるか」あるいは「一発勝負」の中で生きている方にとっては、その緊張感たるやそれらと程遠い者にとっては想像できないものかと思います。

ビジネスの世界においても勿論勝負の要素は存在しているわけですが、ただどうでしょうか日々勝つか負けるかの意識で仕事をされている方ってどれほどいらっしゃるんでしょうかね。

確かに仕事の成果や結果についての責任はありますが、例えば何かミスをしてしまったとか、思ったほか数字が伸びなかったとか、ユーザーのニーズとズレてしまったとか、日常一般的なレベルの業務の中で、「絶対」のキーワードに支配される環境でしかも万一の時にはどうにかなってしまう・・・なんてまずあり得ないと思われるのですが。

しかし、そのような考え方に囚われてしまっている方も実はいらっしゃるんです。

囲の自分に対する評価が気になる、他者の目線を常に意識してしまう(どう見られているのか?)、監視されている・・など。

少し前にも、不安神経症?強迫性障害? 的なコラムも書きましたが、この事例もそれに該当するのではないかと思ってしまいます。何故このような概念が形成されてしまったのか?

カウンセリングを進めていく中で見えてきたこと、それは親御さんの関りでした。特に父親から幼少のころから言われてきたこと、それは「失敗は許されない!」ということ。
ことあるごとに言われていた記憶があるそうです。

その影響でいつしか、「失敗は許されない、正しくなければならない、間違ってはいけない」という概念が形成されてきたのでしょう。

ゆえに、それが前提にあるため、業務処理の範囲での人との関わり、発する言葉などにも常に正しさを求めてしまい、結果的にコミュニケーションの不和、業務の停滞などを引き起こしてしまっているようでした。

「オールオアナッシング」「100:0」「是か非か」ではない目線、思考を目指していきましょう!

 

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エスイープラン代表の江田です。
あなたの課題を解決します!​

自分がどのような考え方を持っていて、どんな価値観があるのか、つまりどのような自己の概念なのか、この理解はとても大事なことです。
日のグローバル化社会では思考と行動の多様化を迫られてしまい、本来ありたい自分の姿や求めたいこととのギャップが生じてしまいます。自己概念が曖昧なままだと、あるいは何か固定的な考え方に縛られていては、今後のキャリアの方向性や、生きがい、人生設計などを明確にすることが困難になってしまいます。

多角的に自分を見つめ直しキャリアプランを描けるように一緒に考え、柔軟に対応できるキャリアのデザイン・構築を目指していきましょう!

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